近年爆発的に売れていることがわかるミニPC。
これでいいんだよ。求めていたものはという激安スマホと同等くらいの2万円。下手するとさらに安く、ポイント等を駆使すると1万円でありウェブメディアの需要が無いからすぐに買え。
と言いたくなる商品。
腐るほどネットコンテンツがあるミニPCではなぜハイスペ選ばないのかをこの記事で紹介していきます。
では、ミニPCは本当に安いのか。なぜ安くできるのかを考察し、おすすめメーカーを3つ紹介して締めくくりましょう。
ミニPCでハイスペを選択しない理由
ミニPCの利用方法は有名なNAS化やプログラミングといったエンジニア向けの利用が大半を想定していると思っています。
そのためハイスペを買う理由がありません。
ロマンを求めてハイスペも気持ち的に上がりますが 、ミニPC見たらわかる全く熱の逃げ場がないつくりとなっています。
ハイスペを買っても熱が逃げずに篭ればオーバーヒートはせずとも基盤を部品を傷める原因となります。
筆者もノートPCで失敗したI7搭載でガンガンに使い込み3年も経たずに燃え尽きました。
熱は考えないと安いのが重なり、ThinkPadを買った方が安くなるケースもあります。
ノートPCも同じ
ノートPCはミニPCよりさらに熱の逃げ場がありません。
分解するとわかるのですが、アルミの板と板の間に挟み込んでいるだけでの構造になります。
まだミニPCは縦方向にゆとりがあり熱には強いように感じます。
ノートPCを使うユーザーは2、3年を目処に変え買える勢いで使い込むことで壊れたときのショックが和らぎます。
結局ハイスペノートPCを買っても壊れやすいので、理想を言えばデスクトップを選ぶことが無難な選択となってきます。
はじめてMacBookを使って見て驚いた排熱がされない問題

友達や経営者の多くがAppleでコーディネートしているので気になってMacBook Proをお借りして観察したのですが、全く排熱される箇所が無いことに驚かされました。
MacBookと言えばの価格が高くてデザインがかっこいい高性能なノートPCのイメージでした。
だからこそ排熱はしっかりとした構造なのだろうと見れば排熱する箇所が1箇所のみであり、見栄重視だとわかります。
構造上排熱されているのかは不安であり、使うとそこまで支障のない熱を感じる程度でありそこまで気にする必要は無いと言えます。
一昔2、3年前のモデルはキーが割れる問題ありましたがあれからだいぶ時間も過ぎるので改善されているかと思います。
MacBook Proを使う大半は見栄重視ですからニッチな領域まで気にするユーザーはいないのかと思います。
ミニPC最大の値段の安さの秘訣とは
ミニPCで気になるなぜここまで安く出来るのかです。
例えば有名になり一時期大量のメディアが取り上げたN100です。
価格は2万円前後であり、インテルの公式サイトの仕様では16GBまでとなっています。
要は16GB以降は認識しないということです。
考えればCPUが最も高くと仮定とするとメモリが続き、電源。ケース。基盤と考えると非常に安い理由は大量生産にあるとわかります。
常識的に考えてもそうなるわけで一番の謎はストレージです。
高級メモリDDR5 16GBを搭載し、1TBだとストレージメーカーがあまりにも安すぎるために交換は必須と言えます。
そうなるとWindows11 OSを用意して、好みのストレージを用意するとなると別途3、4万円は最初から揃えようとするとかかる計算になります。
安心を選ぶならこれらのストレージとOS。買っておくと安心し使えます。
必須では無いので使えれば問題なしの方はおすすめできませんが、そのまま使っても支障なく問題が起きずに使えると思います。
自作PCでイメージしやすい
最小構成で普通に執筆やウェブサーフィンできるくらいで自作PCをつくるとしたらどのくらい費用がかかるのかを予測してみましょう。
○OS…Windows11/¥17,800-(Amazon価格)
○ケース…ミニPCお好みで/¥5,000~15,000程度(Amazon価格)
○CPU…Ryzen7/¥27,800-(Amazon最安値価格)
○マザボ…ASRock()/¥17,800-(Amazon価格)
○RAM(メモリ)…DDR5 32GB/¥17,800-(Amazon価格)
○M2.SSD 1TB…¥17,800-(Amazon価格)
○電源…850W/¥14,800-(Amazon価格)
グラボを搭載せずにハイスペックなパソコンを10万円前後でつくれます。
好みでもうちょっと低いスペックをつくろうと思えば10万円行かない程度でかなり高スペックなパソコンをつくれることに気づかされます。
しかも近年のCPUはたくさんのチップを搭載し、一度に処理できる能力も高まっています。
個人で想定できる作業量なら十分すぎる性能を発揮してくれることが期待できると言えます。
結局は使えればいいミニPC紹介メーカー3選
結局は使えればいいなら安くて済むミニPC欲しいユーザー向けにおすすめしたい3メーカーを紹介します。
ライゼンの激安化が進みどれにしようかとても悩むものまで豊富にあり、どれを買って良いのか戸惑うところになります。
そして中国メーカーから台湾メーカーを中心に豊富なラインアップを展開し年々バリエーションが増えています。
価格の安価なものを沢山見つけられる良い時代なのかはさておき、早速紹介していきましょう。
GEEKOMは近年見かける人気の台湾メーカー

GEEKOMは台湾メーカー。比較的安く3万円くらいで買えるミニPCにはSDスロットがあり、タイプCなどのポートも備える。
拡張性には問題ない豊富なポートを備えている。
高級なDDR5メモリ搭載し作業が高速になる。ただし、CPUはIntel N100の4コア最大3.4GHzのリフレッシュレートを備えてはいる。が、作業性にもたつき感があるのは値段相応と言ったところ。
中国GMKtecその他数多くの中華ラインアップが揃うネット世界

激安を探すなら有名な中華製品は見逃せない。タイムセールでは2万円くらいまで寝下がったりと怪しく感じる。
2万円で買えるモノを探すとN150を見つけられた。

地味に考え抜かれた利便性でBluetooth5.2やWiFi6。
さらにはLANポートが2箇所あり、もし片方が接続ダウンしてももう一方が生き残る安定した接続を発揮する。
謎に豪華にWindows11 Proも搭載し、DDR5豊富なポートも備えて2万円は怪しさが増すばかり。
使えればいいっかくらいしか思わないユーザーにとって非常に魅力的になるが手を出しづらいと言える。
筆者コメントとしては安全策を取るなら激安品は最低限OSの搭載されたSSDは交換すると安心できるのかと思いました。
アップルが最強

結局はMacが最強になります。
Mac Studio Miniはモデルによりますが、8~10万円程度購入出来ます。
消してやすいとは言い切りませんがアップルブランドでここまで安く買えるのは魅力的と言えます。
Amazonを中心とした大手ECや家電量販店でヤマダ電機。ヨドバシカメラといったご近所さんでもよく売られています。
安心とカスタムを選ぶなら公式サイトから購入することが良い選択となります。
最安モデルはイラストを参考にしていただいて、実際に最新モデルを観察しました。
本当に裏面にスイッチがありわざわざスイッチをONにする度に持ち上げる必要があります。めんどい。
筆者の感想はう〜ん。なんで。
とはなりますが、シンプルでスタイリッシュにまとまった近未来感のあるデザインはとても好みでありました。
操作性が良ければ良かったという感想です。
まとめ
ミニPCにハイスペ必要ないことを紹介してきました。
ゲームや負荷のかかる作業をするならデスクトップ一択であり、文章や軽い事務程度なら視野の広さはかなり狭くやりづらいですが頑張れば出来るスマホでも十分作業は出来ます。
しかし、もうちょっと作業画面を広くして趣味に熱中したいユーザーにとってミニPCを選択することはさらに作業性を比較的安価にゲットできるお買い物です。
サクサクとスムーズさを優先したいユーザーはアップルを買えば安心できるでしょう。
しかし、それでももたつくことが予測できる場合にはお金を貯めてデスクトップを購入することがおすすめと言えます。
一般使いではそもそもデスクトップを要求するくらいの作業はしないです。
大半はスマホの延長線でマルチに作業がしたいユーザーが大半ですからミニPC1台で昔のトレード環境みたいにモニター1つに1台みたいに工夫すれば安くマルチ環境も理想ではありません。

本当は作業環境で紹介しておきたかったサブモニターがあります。
近年は18インチモニターまで登場しており、モニターのように作業環境を固定しないで使いたいユーザーには魅力的な選択になります。
Bluetooth対応モデルでは、無線でタブレット端末やノートPCの画面拡張も行えるなどと作業性を高めるならミニPCかサブモニターかという選択もあります。
あなたに最適なミニPCみつけることはできましたか。
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